音
声と楽器が織りなす、多彩な響き。
ムカームに声を与える楽器たち。弓で奏でる旋律、響き合う弦、そして人々をつなぐリズム。その豊かな音の世界をたどります。
楽器名は絵の描写に基づく推定です。それぞれの形と響きをご紹介します。
ムカームは音楽、詩、舞踊が出会う場所。ひとつの声から次の声へと受け継がれる、生きた記憶です。

ムカームは、ウイグルの暮らしの中で受け継がれてきた、歌・器楽・詩・舞踊が結びつく芸術です。民間の物語や古典詩を取り入れ、独唱や合唱、多彩な楽器で表現します。十二ムカームは、ドラン、トルファン、ハミのムカームと並ぶ地域的な伝統の一つ。十二の大きな組曲から成り、それぞれにさまざまな音楽形式を収めています。「新疆のウイグル・ムカーム」はユネスコの無形文化遺産に登録されています。このページでは、絵に描かれた奏者と楽器を手がかりに、その世界をたどります。
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歌に息づく、古典詩と物語。
リズムが、身体の動きになる。
十二ムカームの各組曲は、大きくチョン・ナグマ、ダスタン、メシュレプの三つに分けられます。自由なリズムの導入から、拍節のある歌や器楽へ。さらに物語を伝える歌、舞踊の歌へと展開します。

16世紀のヤルカンドで詩人・音楽家として記憶されるアマンニサ・ハンは、十二ムカームの収集・整理・保存に力を尽くした人物として伝えられています。今日も、ウイグル音楽の記憶を象徴する存在です。
彼女の伝記は、主に19世紀にムッラー・ムジズが著した『音楽家史』によって伝えられています。そのため、多くの細部は同時代の記録ではなく、後世の文化的記憶に基づいています。
歴史的背景を読む組曲を選ぶと、ウイグル語の名前と、その意味・由来がダイヤルの中心に現れます。
組曲を選ぶと手前に現れます。
ラテン文字表記は資料によって異なります。ここでは本ページ内の表記法に合わせています。
33人の人物が織りなす、ひとつの合奏。手前の奏者から奥に見える人々まで、選び抜かれた人物に出会ってください。